2009/07/27

xlab7/27

研究会の最終発表が終わったから思う所を書き留めておく。

田中さんから言われたこと。
インタフェースを設計することは電子工作に比べたら楽だから、
何十個も作ってみて選ぶ事をやるべき。
中村勇吾も20くらいつくってるらしい。
インタフェースの気持ちよさを追求する。
使う対象を自分(学部3年)にしているのでは?

まとめると「相手の立場になってモノ作りしろ」ということな気がする。
たしかによくよく考えると、小学生からアニメーターまでと釘打っておいて
あまり考えずにごりごり開発してた気がする。
もっと小学生が作るなら、小学生の目線になる必要があった、、
というのもこの研究自体が、先生との共同だから責任をあまり感じてなかた。
関わっている以上、ちゃんと全体を見通して、今後も考えながら、開発を進める必要がある。
考えを改めよう。しーぐらふ行くし。

あと将来性。
このまま行けば、ハードに依存するか、ARなどへ応用出来る。
すなわちハード屋かインタフェース屋かということやろうな、、
どっちやろ。うーむ、、ここで戻るべきは「そろばん」やな。
入力と出力を兼ねそろえてるのが理想ですよね。
もちょっと考えよう


2009/07/16

book

メディアにある「視覚トリック」という古い本が面白い。
グラフィックデザイナーの福田繁雄が書いた本だけど、
歴代のトリックアートを集めた本。
やはり錯覚的な作品はおもしろいなあ。
そのなかのタイガー立石という漫画家がおもしろい。
思い悩んだときにはこれを読もう。

8mm

先日の事だが、最近懐古厨のぼくは、8ミリフィルムを現像しにいった。
Fujicaのsingle8をヤフオクで落としたので、七夕祭で撮影して、
早々と現像に持っていくことにした。
特にいい風景が撮れてるとかではないんだけど、場所が殺風景のSFCに人がたくさんいるってかんじだし。
8ミリフィルムを現像してくれる現像屋が日本には一社しかない事がわかって、
錦糸町にあるその店まで行く事にした。(別に郵送でもいいのだが、初めてだったので)

レトロ通販
http://film.club.ne.jp/

錦糸町からけっこう歩いた。小さい古そうな店舗で、8ミリフィルムの最期を見届けるには
しっくりくる店構え。
店に入り、いかにもな店員さんに現像したいと伝え、撮ったフィルムを渡すと、
「これ、期限切れてるかもしんないですね、あとフィルムがちゃんと回ってないかもしれないです」
「えっ」
「えっ」
あちゃー、終わった。
カメラやったことあれば分かるらしいんだけど、フィルムには期限があるみたいですね。
ヤフオクで落としたやつについてたフィルムだから、余裕で過ぎてたみたい。
デジタル世代乙。

初心者ということを伝えると、店員が色々教えてくれた。
フィルムの種類やら、どのカメラで撮ったらよいか。まずは露出をチェック出来るような
カメラじゃないと駄目という事。
そんで折角なのでと、8ミリ映写機を回してくれた。
からからと回り、小さいスクリーンに出る映像は、動きに少しぎこちなさがあって、とても味があった。
店員が
「でもあと3年くらいで8ミリも現像・販売中止になるだろうから今だけだろうね。
この国はあんまりそういうの大事にしないよね。」といったのが印象にのこった。

とりあえず新しいフィルム買って、帰ったけども、
何か8ミリでやってみたいと思った。
デジタルデータは一瞬で消えるものだけど、フィルムは壊れる事はあっても、消えはしない。
映像がものとして存在しているって、素晴らしいことだとおもう。
とくにデジタル世代にとっては驚きも含まれるはず。
この辺を大事にして作品を作れたらいいなと。終

Marker

マーカーをCGが出るだけのものだと考えるなという先生の言葉。

たしかにその通りだと思う。
マーカーについて考えてみる。
マーカー=実世界と仮想世界の接着剤のようなものとして
考えればよいのか。
いままでIDと考えていたけど、そうじゃない使い方があるはず。

ARToolkitの場合:
IDの役割が少なくなる代わりに、三次元情報の受け渡しが出来ている。
傾き、回転とか。
CGの描画合成に適する。

QRコードの場合:
AR的な情報の受け渡しは出来ないものの、
それ自体にURLなどの情報が埋め込まれている。
個々に情報があり、IDとしての機能も持つ。
情報の取得に適する。

Tablescapeの場合:
個々のオブジェクトに貼付けてあり、
IDとしての機能を持つ。

実世界と仮想世界の接続に使うということを頭に置いた方がよさそう。
しかしなぜセンサーではなく、画像処理なのか。
画像処理で行うメリットが無いと意味が無い気がするなあ

2009/07/08

AR

最近AR玩具のお話やら新しいマーカーの研究とかで拡張現実についてまとめないと駄目かと思い、まとめてみる。

拡張現実って一言で言うと、実世界に情報を付与するということや。
付箋みたいなもん。デジタル付箋。
でも世に出たばっかりだからARがやたらちやほやされているそんな状況(ARToolkitなど)

現実にCGのっけるのは昔からやってた技術だからね、最近出たマーカーレスのARは凄いんだけど、
オプティカルフローの合成とかリアルタイムじゃなけりゃ前からあった。
あれにID識別出来りゃ完璧なんだけどまだだよね。
現時点でのAR方法は3つくらいあって、
1、マーカー
2、マーカーレス(特徴点追跡)
3、物体識別

人間と同じようにコンピューターが識別する3が理想なんだろうけど、
技術面とかもろもろで今は1が主流。
たしかに実写にCGをリアルに合成するのは魅力的だけど、
レスポンスの速度とかスペックとか現状を考えると、
実機に搭載するのにはまだ早い気はするね。
QRコードの悲劇にならないように、もっと改良すべきだと思う。
たぶんやらなきゃいけないことは、モノに情報をのっけるときののっけかたの部分とか。
いかにたくさんの情報を載っけるかとか、ユーザーがどうアクセスするかとか。
あるいはどういう場面で見るかとか。携帯端末なのか、それ以外にも使うシーンはあるのか。

要追記


2009/07/01

portfolio

ポートフォリオをつくってみました。
作品や発表内容を更新していく予定です。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~t07833jy/