2009/11/29

ITEX2009

東京ビックサイトで今日までやっていた国際ロボット展に行ってきた。

産業用ロボットがメインかと思いきや、わりとバランス良く展示していて、
大学の研究成果や玩具ロボット等子供も楽しめるような感じだった。



安川電機
ブロックを組み立てるロボット、
箱に無造作に入ったブロックの色、形を識別して
組み立てる事が出来る。


KONDO-ROBOT
サーボモーターを自社生産することで低価格を可能にした玩具ロボット。
全身の関節をサーボモーターで制御していたが結構いい感じの動き。
サーボモーターでもこれだけ行けるということがわかって安心した。
コントロールボードにシリアル通信で最大60こくらいまでモーター制御出来るらしいから
複雑になったらここの使おうかな、、



東北大学 能動スコープカメラ
レスキューロボットで狭い場所などに進み撮影が出来る。
ファイバースコープに毛が付いていて、全身の振動モーターが振動することで
直進する事が出来る。
原理が面白い、こういうタイプのは蛇とかの動きをもとに作りがちだから
こういう発想で作ってあるのは面白いなあ。

あとは電通大の下条研というところがセンサーを扱っているらしく、
360度の距離センサや触覚センサなどを開発していて面白かった。
センサを一から作るという考え方は無かったのでとても勉強になった。
こういうものを作った上でモノを作れると強いなあ
IMG_5024


様々な場所・用途で使われるロボットが一堂に集まっていて
とても有意義な一日でした。
企業制作のロボットはわりとディテールにこだわっていて
基礎技術というよりはいかに正確に動くとか高速に動くとかを目指していた。
よってデモがそういう箇所にフォーカスされてた。
反対に大学研究室のロボットは自由な発想で作られていたものが多く、
レスキューや生活の補助等、目的は実用的だが実装方法は結構柔軟な発想で
作られていた物が多かった。
芋虫のように大腸を進んで行くロボットとか。
あとベンチャー企業が出していたロボットは人のように見えるかとか
かわいいロボットとか独自の路線を目指しているように見えた。
なので大学・大手企業・ベンチャーと特色がありとても興味深かった。
この辺の大学と企業の研究の違いというのにも興味があるので
今度時間を見つけてまとめてみようと思う。

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