2009/06/05

BMI2

次はコンテンツ案について考えてみようと思う。

 というより、そもそもブレインマシンインタフェースを作らなければならない理由は
なんぞや、という疑問が出てきたのでそっから考えてみよう。

大体ブレインマシンインタフェースの必要性は、話すことや書き物の出来ない方々のために開発されているためにある。
 しかしその理由もあるだろうが、実際には手を動かしてがしがし作っている工学部の方々の妄想を現実にする力の方が大きい思うのだが。攻殻機動隊等(あまり見てないが)にあるような脳と機械をつなぐことにロマンを感じるというのは、SF好きにはたまらないシチュエーションではないだろうか。そもそもこのような半世紀前では考えられないような斬新なアイデア、電卓と自分の脳みそをくっつけるという考え方はなんなんだ。
 それはまあ、ある種、脳を拡張するためにコンピュータが発明された訳で、僕ら人間はすぐに覚えた物を忘れちゃうわけで、そのために記憶媒体が必要になったんでしょうね。必要は発明の母。初期から現在までは脳からコンピュータの距離はあったけれども、そろそろ脳に直接アクセスする時代になってきたんですかね。

 つまらない現状を打破したいという工学部のロマンあるいは人類のロマンは、必要ではあるが表層的になり過ぎな気がして、脳と機械を繋げばいいじゃーんっていう感じがする。(セカンドライフとかtwitterとか)そうではなくて、脳を拡張する理由というのがある気がする。脳を拡張というか、ここではインタフェースなので、手とか足とか脳からの信号によって動いてるわけだから、ある種人間の新しい器官みたいなもんか。今までの道具とか車とかもそういうもんなんだけど、BMIはもうちょっと脳とのアクセスがダイレクト。BMIコンテンツを考える上で、脳のアクセスがダイレクトというのはキーワードな気がする(今までの道具との差を出すため)。
 
 少し前記で紹介したMindBallについての考察。BMIで一般の方にも体験出来て、すげえっていうのはやっぱり念力とかそういうもんなのでしょうね。手足使わずに物を動かせるというのは驚きと感動がある。今度、念力についても調べてみようかな。オカルトだけど。MindBallはそうした念力コンテンツの中でも差を出すためにゲーム性を取り入れていて、リラックスをしたほうの勝ち!という今までのゲームに無いゲーム性があり面白い。悟りを開いた方の勝ちというと何かいいかんじ。EEGで取れるデータで一番おもしろいことやってる気はするね。
・リラックス状態(アルファ波)
・念力(手足使わずものを動かす)

脳 -> 信号 -> (  )

 念力コンテンツ以外でやりたいので、他でコンテンツ案を考えたいと思う。概念的には人の体以外の物質と一体化する所にあるとおもう。解析部分のコンピュータは見せないので、その先の物質と一体化する。一体化したいものを考えよう。個人的には映像やってるから、それ系を交えながらやりたいなぁ。

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